【NY午前外為概況】ギリシャ格付け引き上げを好感し、ユーロ反発

2014年9月13日 01:11

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記事提供元:フィスコ


*01:11JST 【NY午前外為概況】ギリシャ格付け引き上げを好感し、ユーロ反発
 12日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、107円10銭まで弱含んだのち107円38銭へ上昇した。NYのシンクタンクが来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でフォワードガイダンス「量的緩和第3弾(QE3)終了後も異例な低金利を“considerable time相当の期間”維持する」が据え置かれるとの見方を示したとの話題にドル売りが優勢となった。その後、米8月の小売売上高の増加を受けた債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.2909ドルまで下落後、1.2962ドルへ反発。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるギリシャ格付け引き上げを好感したユーロ買いが加速した。ユーロ・・円は、138円57銭から139円00銭へ上昇した。_NEW_LINE__
ポンド・ドルは、1.6258ドルから1.62184ドルへ下落した。スコットランド独立の是非を問う住民投票への警戒感に上値が抑制された。

ドル・スイスは、0.9331フランへ下落後、0.9368フランまで反発した。

[経済指標]

・米・8月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+0.6%、7月:+0.3%)
・米・8月小売売上高(除自動車):前月比+0.3%(予想:+0.3%、7月:+0.3%)
・米・8月輸入物価指数:前月比-0.9%(予想-1.0%、7月-0.3%)
・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:84.6(予想:83.3、8月:82.5)


・米・7月企業在庫:前月比+0.4%(予想:+0.4%、6月:+0.4%)《KY》

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