【注目の新製品】ネットワークバリューコンポネンツが提供するThreatSTOPに注目

2014年9月12日 14:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■マルウェアからユーザのネットワークを保護するクラウドベースサービス、日本での販社はネットワークバリューコンポネンツのみ

 ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の株価は、本日(12日)ストップ高となっている。人気化した要因は、同社が提供するThreatSTOPによるリアルタイムのIPおよびドメインレピュテーション(信用度評価)サービスにある。

 現在、多くの企業のサイトが犯罪のマルウェア(ボットネット、トロイの木馬、ワームなど)に汚染されているにもかかわらず、現在の通信が暗号化されているため、現在のシステムでは、マルウェアが浸入しているかどうかも判別できない状況である。

 ところが、ThreatSTOPを導入すると、ユーザのファイアウォールおよびネーム・サーバに直接、犯罪のマルウェアに対するブロックリストを提供するので、ユーザは脅威に対する防御を強化することができる。ThreatSTOPは、組織的犯罪者によって価値のあるデータを盗むように設計されたマルウェアからユーザのネットワークを保護するクラウドベースのサービスである。

 こうしたマルウェアは、今日、最も深刻な情報セキュリティ問題である。ThreatSTOPは、既存のハードウェアやネットワークインフラを、ユーザ定義のマルウェアブロックポリシーで強化できる。しかも、新しい設備による新しい設備の大掛かりなアップグレードの費用、複雑さおよび時間は必要としない。その導入は、ユーザのファイアウォール上で単純なルールの設定やスクリプトを使用するか、またはInfobloxのグリッド上でDNSファイアウォール(RPZ)を有効にすることで完了するので、1時間程度で設定が済む。

 現在、ThreatSTOPは同社だけが扱っている。マルウェア対策は、企業にとっては焦眉の急であることから、今後ThreatSTOPの普及が急速に進むものと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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