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NY原油:反落で91.67ドル、在庫統計で余剰感が広がり売り優勢
記事提供元:フィスコ
*07:03JST NY原油:反落で91.67ドル、在庫統計で余剰感が広がり売り優勢
NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:91.67 ↓1.08)。石油輸出国機構(OPEC)が2014年の世界の石油需要の伸び見通しを下方修正したことを受けて、売りが優勢になっており、寄り後まもなくつけた92.53ドルが高値となった。その後、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が予想されたほど減少していなかったことから、売りが強まり、一時91.22ドルまで下落した。
EIA週報ではそのほか、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が増加に転じ、ガソリン在庫、留出油在庫も予想を大きく上回る増加となっており、余剰感が広がる状況となった。
【米週次原油在庫統計(9/5時点)】
原油在庫 :-97.2万バレル(予想-150万バレル、前回-90.5万バレル)
ガソリン在庫:+238.1万バレル(予想0万バレル、前回-232.2万バレル)
留出油在庫 :+409.4万バレル(予想+100万バレル、前回+60.5万バレル)
製油所稼働率:93.9%(予想93.05%、前回93.3%)《KO》
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