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【NY午前外為概況】ECBの予想外の追加緩和を受け、ユーロ急落
記事提供元:フィスコ
*01:33JST 【NY午前外為概況】ECBの予想外の追加緩和を受け、ユーロ急落
4日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、104円79銭から105円35銭まで上昇した。朝方は予想を下振れた米国の雇用指標に失望したドル売りが一時優勢となった。その後、米7月貿易赤字が予想外に縮小したことや8月ISM非製造業景況指数が9年ぶりの高水準に達したことを受けた債券利回りの上昇に伴うドルの買い戻しが加速した。
ユーロ・ドルは、1.3049ドルから1.2921ドルまで下落した。欧州中央銀行(ECB)が予想外の利下げに踏み切り、同時にABSやカバードボンドの予想より早い購入開始を発表したことを受けて、ヘッジファンドやリアルマネーのユーロ売りに拍車をかけた。
ユーロ・円は、137円10銭から135円97銭まで下落した。ドイツ連邦債の2年債利回りがマイナスとなるなど、欧日の金利差拡大を織り込むユーロ売り・円買いが優勢となった。_NEW_LINE__
ポンド・ドルは、1.6441ドルから1.6344ドルへ下落した。
ドル・スイスは、0.9240フランから0.9328フランへ上昇した。
[経済指標]
・米・8月ADP雇用統計:前月比+20.4万人(予想:+22万人、7月:+21.2万人)
・米・7月貿易収支:-405億ドル(予想:-424億ドル、6月:-408億ドル)
・米・前週分新規失業保険申請件数:30.2万件(予想:30万件、前回:29.8万件)
・米・8月ISM非製造業景況指数:59.6(予想:57.7、7月:58.7)《KY》
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