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【木村隆のマーケット&銘柄観察】富士フイルムホールディングスは想定外の銀塩カメラが収益をリード
富士フイルムホールディングス <4901> がエボラ出血熱関連として、高値圏で頑強な動きを続けている。同社が開発し、日本ではインフルエンザ薬「アビガン」として既に製造販売承認を得ている抗ウイルス剤T-705がエボラ出血熱の新薬候補として浮上してきた。
同疾患は致死率が高い危険な病気として世界的に警戒を強めているが、空気感染はしないため、患者数や感染者数の拡大は限定的なものにとどまるという見方が有力。ただ、T-705が優先審査の対象となり好結果が得られた場合には他の疾患への適用拡大が進むとの見方が有力。
そうした、目先材料を離れても実態面からの見直し余地も大きい。銀塩写真のフォトイメージングが成長事業となりつつあるのが注目点だ。「チェキ」の今期の目標販売台数は300万台(前期は230万台)で台数ベースではデジタルカメラ(前期実績460万台、今期目標200万台)を逆転することになる。ポラロイドやコダックといった銀塩写真関連の大手が経営破綻し有力な競合企業がなくなった状況下、同社の独壇場となっている。
インフォメーションソリューションは、メディカルシステムやFPD材料などの堅調な伸びを見込み、ドキュメントソリューションも、顧客のプリント環境の管理・運用を請け負うマネージド・プリント・サービス(MPS)が堅調に推移している。
その結果、今2015年3月期の営業利益は会社側見通しの1600億円を上回る、1670億円(前期1408億円)への増額が有力になっている。訂正高の余地は大きい。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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