前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行も相次ぐ好決算が下支えか

2014年8月4日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行も相次ぐ好決算が下支えか

4日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均はこう着も、好決算が買い安心感に
■外資系証券の注文動向:差し引き30万株の売り越し
■前場の注目材料:イビデン<4062>の4-6月期営業利益は市場コンセンサスを上振れ

■日経平均はこう着も、好決算が買い安心感に

☆日経225想定レンジ:上限15550円-下限15400円

4日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。1日の米国市場では、注目されていた7月雇用統計は失業率6.2%、非農業部門雇用者数は20万9千人増と予想をやや下回ったものの、6ヶ月連続で20万台の雇用者増となったことが好感された。

しかし、欧州の金融システムへの警戒や地政学リスクに対するリスク回避姿勢により、1日のNYダウは前日の300ドル超す下げに対するリバウンドをみせられずに続落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の15415円、円相場は1ドル102円55銭辺りと円高に振れており、利食い先行の展開になりそうだ。

もっとも、決算発表が本格化する中、相次ぐ好決算が買い安心感につながっている。先週はコロプラ<3668>が急騰。決算では上方修正しているが、内容は市場コンセンサスの範囲内であった。これまでの上昇等をみれば材料出尽くしになるかに思えたが、再度評価が強まる状況をみると、個人の需給は相当良好である。

今週も主要企業の決算が続くが、業績が良い企業と悪い企業が二極化しており、先回りというよりは結果を見極めてから改めて参戦しても間に合う状況であろう。また、7日にJPX日経400の採用銘柄の入れ替えが発表される。改めて高ROE銘柄への関心が集まりそうなほか、年金買いが意識されることで下値の堅さが一段と意識されそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き30万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り660万株、買い630万株、差し引き30万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月28日(月):200万株の売り越し
7月29日(火):20万株の売り越し
7月30日(水):310万株の買い越し
7月31日(木):55万株の買い越し
8月1日(金):430万株の売り越し

■前場の注目材料

・米7月非農業部門雇用者数、前月比20.9万人増と6ヵ月連続で20万人台
・イビデン<4062>の4-6月期営業利益は市場コンセンサスを上振れ
・東芝<6502>子会社、ブルガリアで原発受注内定

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 7月マネタリーベース

<海外>

10:30 豪・6月小売売上高(前月比予想:+0.3%、5月:-0.5%)《KO》

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