関連記事
【注目の決算銘柄】東京都競馬は在宅投票システムや不動産など寄与し82%増益
■50円単位の投票券も登場し4000万円の大当たり出る
東京都競馬<9672>(東1)は前場、NYダウ急落や日経平均の下落に逆行して325円(3円高)となり、ソニー<6758>(東1)などと同様に昨日発表した四半期決算の大幅増益が好感されている。新在宅投票システムの寄与など、ギャンブル人気に左右されない安定的な業績拡大策が注目される。
東京都競馬が31日に発表した2014年12月期・第2四半期決算(1~6月、連結)は、営業利益が前年同期比81.5%増の10.4億円となるなど大幅増益となり、期初の見込みとの比較でも営業利益は94%上ぶれる好決算となった。公営競技部門で新たな在宅投票システム「SPAT4」が稼働し、利便性・効率性の向上により新規客の導入などが促進できたほか、計画変更による委託費などの減少も寄与。また、公営競技と並ぶ主力事業である倉庫賃貸事業でも、前期に取得した新倉庫施設「勝島第2地区倉庫」が通期稼働し、業績に大きく寄与した。売上高は前年同期比6.8%増の71.6億円、経常利益は同74.9%増の10.2億円、純利益は同5.2%増の3.9億円。純利益は1~6月としては3期連続の黒字となった。
新投票システムでは、現在の100円単位の馬券に加えて50円以上10円単位の馬券も登場し、一段と手軽に競馬が楽しめるようになった。春には、50円で買った馬券で4000万円の超大アナ当たり馬券が出て話題になったという。
また、同社では、在宅投票システムの導入などにともない、競馬場の施設のコンパクト化などに取り組んでいる。ナイター競馬も開催する大井競馬場(東京都品川区)では、この7月にスタンドの建て替え工事に着手し、2号スタンドの解体工事を開始した。新スタンドは2015年10月に竣工する予定。その後、この隣にある3号スタンドを撤去し、3号スタンドの跡地は家族連れも楽しめるような新たなスペースを計画するとしている。
遊園地事業では、東京サマーランド(東京都あきる野市)の屋外プールエリアに5回建てビル級の高さの特大ウォータースラロームを7月に開業し、猛暑を追い風に行列待ちが続いているようだ。この部門は例年、第3四半期(7~9月)に年間の部門利益を生み出すため、天候によっては連結業績に寄与する可能性があり注目されている。
今12月期の予想は変更せず、売上高は前期比7.8%増の174.7億円、営業利益は同22.3%増の33.2億円、純利益は同1.7%増の16.5億円、1株利益は5.76円。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】ビューティガレージは8営業日続伸、中期経営計画に期待(2014/07/24)
・【編集長の視点】ムサシは変わらずで寄って来年の統一地方選挙を先取りし割り負け訂正を窺う(2014/07/24)
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】メドピアは「MedPeer」をテコに高成長路線を走る(2014/07/24)
・【編集長の視点】シードは反落も1Q決算を先取り続伸業績を手掛かりに下げ過ぎ訂正余地(2014/07/24)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
