好業績銘柄への物色が続く/後場の投資戦略

2014年7月29日 12:05

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15589.51;+60.11TOPIX;1287.83;+1.76

[後場の投資戦略]

 日経平均は直近のもち合いレンジを明確に上放れる格好となった。15600円回復は1月23日以来となる。ボリンジャーバンドでは+2σを突破してきており、過熱感が警戒されやすいところ。決算発表が本格化する中、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところ。また、昨日強い値動きをみせていた銀行が一服をみせていることもあり、やや手掛けづらさもありそう。とは言え、インデックスに絡んだ資金が断続的に入っているようであり、全体の底堅さにつながっている。
 そのほか、小型株指数はマイナスだが、ジャスダック平均、マザーズ指数など新興市場は堅調。また、燃料電池関連などテーマ株物色も活発など、個人主体による需給は良好である。日経平均は戻り高値水準でのこう着ながらも、好業績銘柄、中小型株、テーマ株などへの関心が集まりやすい。(村瀬智一)《FA》

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