概況からBRICsを知ろう~インド市場は3営業日続伸、モディ新首相の講演で景気対策への期待感

2014年6月10日 10:01

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記事提供元:フィスコ


*10:03JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は3営業日続伸、モディ新首相の講演で景気対策への期待感

【ブラジル】ボベスパ指数 54273.16 +2.15%
9日のブラジル市場は大幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前営業日比1144.50ポイント高(+2.15%)の54273.16で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは70、変わらず1とほぼ全面高。全セクターが上昇し、中でも金融や通信に買いが集中した。

小動きで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。政権交代への期待が高まっていることが引き続き支援材料。ルセフ大統領が10月の大統領選挙の第1ラウンドで敗北するとの見方が優勢となっている。

【ロシア】MICEX指数 1485.39 +0.03%
9日のロシア市場は小幅続伸。主要指標のMICEX指数は前日比0.45ポイント高の1485.39(+0.03%)で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは26、値下がり24と買いが優勢となった。

前半は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと縮小させた。ウクライナとの関係改善への期待が高まっていることが支援材料。ウクライナのポロシェンコ次期大統領が同国東部での戦闘を週内に停止するよう呼びかけたことが好感された。ポロシェンコ氏、東部における反政府勢力と政府軍の戦闘で数百人の命が犠牲になったと指摘。平和の道を模索するため、プーチン露大統領の特使と対話を開始していることも明らかにした。

【インド】SENSEX指数 25580.21 +0.72%
10日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。雇用拡大や成長を重視するとのモディ新首相の講演が景気対策への期待感を強めた。また、外国人投資家(FII)が大幅な買い越しを継続したことも支援材料。ほかに、南西部ケララ州へのモンスーン(雨期)の本格到来がインフレ加速懸念を後退させた。外部環境では、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和の強化を決定したことが引き続き支援材料となったほか、5月の米雇用統計が好調だったことも好感された。

【中国本土】上海総合指数 2030.50 +0.03%
10日の上海総合指数は小反発。前場に上げ幅を広げる場面もあったが、後場には値を消し、前日終値近辺でもみ合った。8日に発表された中国の5月貿易統計で、輸入が予想外のマイナス転落となったことが警戒材料。また、今週中にも新規株式公開(IPO)が再開されるとの観測が需給懸念につながった。一方、同月の輸出は市場予想を上回る伸びとなっており、今後も堅調な伸びが続くと予測されている。また、政策期待も根強く、大型銀行株の一角が買い戻された。《FA》

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