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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ダイキョーニシカワは実力評価の完結に距離を残す
ダイキョーニシカワ <4246> は好決算発表を受け見直し人気が高まり、3月13日の高値1975円奪回への期待感が盛り上がりを見せている。ここまで、それなりの訂正高を演じたが、実力評価の完結までにはなおかなりの距離を残している。
同社はインストルメントパネルなどの内装部品、バンパーをはじめとする外装品、あるいは配管システムなどのエンジンルーム部品といった自動車樹脂部品が主力事業。特にマツダ <7261> との関係が強いが、自動車各社全体の業績拡大を受け、前2014年3月期は売上げ1085億2300万円(前期比23.8%増)、営業利益79億3200万円(同28.9%増)の大幅増収益を達成した。
続く今期も売上げ1180億円(前期比8.7%増)、営業利益87億円(同9.7%増)と2期連続の最高益更新となる見込み。ただ、マツダの営業利益は前2014年3月期の237%増に続き、今期も15%増益へ伸びる見通しだ。従ってダイキョーニシカワの今期見通しには増額余地がうかがえる。
同社の特徴は、国内の売上高比率が高く、マツダへの売上依存度が大きいこと。こうした課題に対処するため、世界4事業地域(日本、中国・韓国、アセアン、中米・北米)での積極的事業拡大、新商品開発による拡販、環境変化に強い経営体質への変革などに積極的に取り組んでいる。
また、新たな軽量化樹脂ボディ部品の量産を開始するなど、軽量化ニーズを先取りする独自の戦略商品やモジュール開発技術で、自動車メーカー各社とのビジネス拡大を積極的に推し進める。そうした顧客の多様化が同社の成長持続につながりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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