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日経平均は反発、短期的な需給要因による相場展開に【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:22JST 日経平均は反発、短期的な需給要因による相場展開に【クロージング】
20日の日経平均は反発となり、68.81円高の14075.25円(出来高概算17億9000万株)で取引を終えた。19日の米国市場でモメンタム株に買い戻しの動きがみられた流れを受けて、買い先行で始まった。日経平均は前日までの調整で節目の14000円を割り込んでおり、いったんはリバウンドが意識されるタイミングにも。
しかし、タイ軍責任者が戒厳令宣言との報道のほか、明日の日本銀行の金融政策決定会合を見極めたいとの様子見ムードも強く、大引けにかけては上げ幅を縮める展開になっている。また、円相場が再び円高に振れてきたことも、手掛けづらくさせたようである。また、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の鈍さが目立つ。
また、ひとまず自律反発の動きをみせているが、短期的な需給要因によるところであり、引き続き方向感は掴みづらいだろう。ソフトバンク<9984>は5営業日ぶりに反発となったが、陰線を形成している。サイバーダイン<7779>は反発となったが、高値から300円超縮めている。一方、売りが先行したミクシィ<2121>は寄り付き後に500円程度下げたものの、その後は約1000円切り返しており、結局は3%超の上昇だった。
また、自社株買いを発表した企業に値幅取り資金が向かっている。決算通過後での自社株買い発表はサプライズ感があり、資金が集中しやすいようだ。明日は金融会合の結果を受けた値動きを見極めつつ、材料系の銘柄による値幅取りが中心になろう。《KO》
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