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【今日の言葉】決算ほぼ一巡、予想1株利益はわずか1.4%の増加
『決算ほぼ一巡、予想1株利益はわずか1.4%の増加』=3月期の決算発表がほぼ一巡した。アベノミクス効果に消費増税前の駆込み需用も加わって2014年3月期は各社とも好調な数字が目立つ。
問題は2015年3月期だ。(1)アベノミクスの息切れ、(2)消費増税の反動、(3)電力料金や人件費及び輸入原材料等のコストアップ、(4)海外要因の不安定~など楽観できない状況からトヨタ自動車の横ばい見通しなど総じて慎重予想が多い。2015年3月期については従来の2ケタ増益予想は難しくなっている。
このあたりを日経平均の予想1株利益で見ると2013年3月末には596円ていどだったが、2014年3月末では1025円と大きく向上、足元の5月19日時点では約1040円という状況である。即ち、今年3月末に比べ現時点では1.4%しか増えていない。当初の期待通りなら今ごろ1株利益は1100円台に乗せているところだった。この落差が現在の相場停滞の原因の一つとなっているようだ。今後、新成長戦略などによって、どのていど1株利益がアップしてくるかが注目点だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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