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今日の為替市場ポイント:ECBが6月の理事会で追加措置を打ち出す可能性
記事提供元:フィスコ
*08:03JST 今日の為替市場ポイント:ECBが6月の理事会で追加措置を打ち出す可能性
昨日19日のドル・円相場は、東京市場では101円60銭から101円24銭まで軟調推移。欧米市場では一時101円10銭まで下落したが、101円51銭で取引を終えた。
本日20日のドル・円は、101円50銭前後で推移か。日経平均株価の反発を想定して円買いは縮小しつつあり、ドル・円は101円台を維持する見込み。
報道によると、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は19日、ECBが6月の理事会で追加措置を打ち出す可能性が高まっているとの見方を示した。メルシュ専務理事は「ECB理事会が次回の会合で行動に出る公算はかなり大きくなった」と指摘している。また、長期的な低インフレのリスクに効果的に対処するために、非伝統的な措置を打ち出す用意があるとの見方を示した。
外為市場では、ECBが6月の理事会で追加緩和措置を導入することは織り込み済みとなっている。ECBはユーロ・ドル相場を下落させるために追加緩和を行うとの見方が広がっているが、ユーロ・ドルが1.35ドルを下回ることは難しいとの声が聞かれている。追加緩和策によって欧州諸国の債券や株式相場が上昇した場合、ユーロは反発する可能性がある。《KO》
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