アールテック・ウエノ:ウノプロストン網膜色素変性に対する研究結果を国際学会ARVO2014で発表

2014年5月20日 07:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アールテック・ウエノ<4573>(JQS)が網膜色素変性治療薬として開発中のウノプロストン(開発コード: UF-021)について、2014年5月4日から米国フロリダ州オーランドにて開催された眼科学で権威のある国際学会 The Association for Research in Vision and Ophthalmology 2014(以下ARVO 2014)において、東北大学とのドラッグデリバリーシステムについての共同研究結果について発表された。

 東北大学大学院医学系研究科の永井展裕助教は「薬物徐放デバイスを用いた2剤での経強膜投与による光網膜障害ラットによる視細胞保護効果」を発表した。永井助教等は、ウノプロストンとエダラボンを独立して徐放可能な経強膜投与による複合デバイスを用いて、網膜光障害ラットに対する保護効果を評価した。この結果により複数の薬剤を含む経強膜投与デバイスによって、低侵襲な方法で持続的に網膜を保護する方法を提供できることが期待される。

 現在第3相臨床試験が進行している網膜色素変性治療に対するウノプロストン(開発コード: UF-021)点眼液は、一定頻度での点眼(両眼に1回2滴、朝夕2回点眼)が必要だが、このドラッグデリバリーシステム製剤の開発が行われれば、数回の点眼が難しい高齢や視力が弱い患者でも、ウノプロストン治療薬が使えるようになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【今日の言葉】ガソリン価格上昇(2014/05/07)
【木村隆のマーケット&銘柄観察】アビストは自動車関連企業の好業績受け、増額に期待高まる(2014/05/07)
【編集長の視点】DNCは反落も決算発表を先取りして割安直近IPO株買いが再燃余地(2014/05/07)
【木村隆のマーケット&銘柄観察】ブロードリーフは街の「カーウンセラー」1号店をオープン(2014/05/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事