スマホで誰でもTシャツをデザイン ユニクロが新アプリ「UTme!」発表

2014年5月19日 13:00

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記事提供元:アパレルウェブ


 ユニクロはきょう19日、Tシャツブランド「UT」から、簡単な操作でTシャツをデザイン・購入できる新アプリサービス「UTme!」を発表した。

 Tシャツの図柄を決め、スマホをシェイクするだけでデザインが完成するのが特徴。図柄は、文字や図形を入れられるほか、自身のフォトアルバムから選ぶことも可能。スマホを振ると、モザイクやしぶきなどのエフェクトによって図柄が変形。デザインが完成したら、保存したり、そのまま購入ページへ進むことができる。受注から、最短で翌日には配送する(納期は2~5日)。通常のUTの中心価格より500円ほど高い1,990円(税務き・送料別)で販売する。タブレット端末にも対応する。

 チームウエアやギフト需要も見込んでおり、「UT」事業を統括する松沼礼グローバルマーケティング部リーダーは、「これまでのUTは、Tシャツを通して世界のポップカルチャーを発信してきた。今後は、選ぶ楽しさに加え、作る楽しさも提供したい」と話した。日本国内のみのサービスとなるが、「なるべく早い段階で、海外でもサービスを開始したい」(同氏)と意気込みを語った。

 ユニクロ銀座店5階「マイユニクロ」コーナーではきょうから、その場で注文からプリント&購入ができる体験コーナーを設けた(1日40人まで)。


図柄は、文字、ペイントを描けるほか、フォトアルバムからも選べる。
著作権などに抵触しないよう投稿されたデザインを1点1点検閲する。

図柄が映った状態でシェイクすると、エフェクトがかかりアーティスティックに変形。
開発を手掛けたのは、ウェブクリエイターの中村勇吾氏。シェイク機能を加えたのは、「どんな作品も、シェイクするとプロっぽい仕上がりになるという中村氏の発想から」(松沼氏)だという。

ユニクロ銀座店の体験コーナー。




プリント後、プレスをかけて仕上がるまで、およそ5分。

「UTme!」を使ってできたTシャツのサンプル。文字と図柄を重ねたり、文字で写真をトリミングしたりと、自由度が高い。

※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。

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