マルマエ:半導体・光学関連の受注好調で業績を上方修正

2014年5月19日 14:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■設備投資効果で生産性が向上し利益を大幅押し上げる

 事業再生に取組むマルマエ<6264>(東マ)が16日の取引終了後、当期(14年8月期)業績予想を大幅に上方修正した。同社の一株当たり利益も前期に比べ、約2.4倍になるなど利益面での変化が大きく株価への好影響が注目される。

 当期の事業環境は、半導体分野が比較的堅調に推移し、受注品種の増加傾向が続き、新規開拓分野である光学関連の受注が増加し売上高を11.1%増額修正した。また、増収効果と生産性の向上により営業利益はじめ各利益がこれまでの予想に比べ、ほぼ8千万円増額した。

 増額修正の理由について「半導体、光学関連の各分野で受注から検収が順調に推移し、受注増が売上高、利益の増加につながった。これまで実施してきた設備投資の効果が発揮され生産性が向上し、増収分が利益を押し上げ」(同社藤山取締役)といっている。

【修正後の業績予想】  売上高1,500百万円(前回予想比150百万円増額)、営業利益200百万円(同80百万円増)、経常利益185百万円(同80百万円増)、当期純利益195百万円(同83百万円増)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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