NY株式:ダウは44ドル高、引けにかけてハイテクや小型株が反発

2014年5月17日 08:09

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記事提供元:フィスコ


*08:09JST NY株式:ダウは44ドル高、引けにかけてハイテクや小型株が反発

16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は44.50ドル高の16491.31、ナスダックは21.29ポイント高の4090.59で取引を終了した。朝方発表された4月住宅着工件数が予想を上回る一方で、5月ミシガン大学消費者信頼感指数が下振れしたことで揉み合う展開となった。当局への提出資料で明らかとなった大口投資家の3月末時点での保有銘柄が物色され、引けにかけては下落の目立っていたハイテクや小型株に買いが広がって上昇する展開となった。セクター別では、電気通信サービスや小売が上昇する一方、エネルギーや銀行が下落した。

百貨店のノードストローム(JWN)が好決算を発表して上昇。半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ(AMAT)も予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。自動車売買情報サイトのトゥルーカー・ドットコム(TRUE)が新規株式上場し、公募価格を大きく上回り初日の取引を終えた。一方で、自動車のゼネラル・モーターズ(GM)は、リコールの対応が遅れたことに関して米運輸省に3500万ドルの制裁金を支払うことが明らかとなり軟調推移となった。

通信大手のベライゾン(VZ)は著名投資家のバフェット氏率いる保険会社や、大手ヘッジファンドの新規投資が明らかとなり注目を集めている。

(Horiko Capital Management LLC)《KO》

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