著名ファンドマネージャーの警鐘「5月に売り逃げろ」

2014年5月16日 13:06

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記事提供元:フィスコ


*13:06JST 著名ファンドマネージャーの警鐘「5月に売り逃げろ」
史上最高値を更新してきたニューヨーク株式市場に対して、アパルーサ・マネージメントの創業者デービッド・テッパー氏が「株式を買い持ちに傾斜させ過ぎないよう」に警告した。

ウォール街の格言「5月に売り逃げろ」への警戒感が高まっており、著名ファンドマネージャーの警告は、利食い売りの口実となっている。


テッパー氏の懸念材料として、中国人民銀行と欧州中央銀行(ECB)の金融政策、米国の景況感停滞、レバレッジの高さ、などが指摘されているが、5月25日のウクライナ大統領選挙に向けた地政学的リスクも懸念材料となっている。


ラブロフ露外相は、ウクライナ東南部は実質内戦状態、と述べており、ウクライナ暫定政権は、ロシアが宣戦布告無き戦争を仕掛けている、と警戒しており、予断を許せない状況が25日まで続く。《MY》

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