日経平均は日中安値を更新、中小型株の底打ちもみられず

2014年5月16日 12:45

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14027.49;-270.72TOPIX;1153.09;-25.20

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から下げ幅を広げて始まり、日中安値を更新している。ランチタイムの225先物は14050-14070円辺りでのこう着から、昼前に一気に14010円まで下げ幅を拡大させていた。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。円相場は対ドル、対ユーロともに円高に振れて推移している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が日中安値を更新しているほか、ファーストリテ<9983>なども弱い。決算関連では薄商いだが、アイコム<6820>がプラスに転じている。セクターでは33業種すべてが下落しており、その他金融の下落率が3%を超えている。また、中小型株の底打ちもみられず、マザーズ指数の下落率は3%を超えてきている。《KO》

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