欧州為替:ユーロ弱含み、ウクライナ情勢警戒と6月利下げ観測

2014年5月15日 21:17

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記事提供元:フィスコ


*21:17JST 欧州為替:ユーロ弱含み、ウクライナ情勢警戒と6月利下げ観測
15日のロンドン外国為替市場のドル・円は、ウクライナ情勢への警戒感から、102円02銭から101円82銭まで弱含みに推移した。


ユーロ・ドルは、ウクライナ情勢への警戒感、ユーロ圏1-3月期域内総生産速報値が予想を下回ったことで、1.3680ドルから1.3651ドルまで弱含みに推移した。
ユーロ・円は、139円52銭から139円11銭まで弱含みに推移した。


ポンド・ドルは、1.6747ドルから1.6761ドルで推移した。
ドル・スイスフランは、スイス国立銀行がユーロ・スイスフランの下限を引き上げるとの観測から、0.8931フランから0.8960フランまで強含みに推移した。


[経済指標]
・ユーロ圏・4月消費者物価指数改定値:前月比+0.2%、前年比+0.7%(前年比予想:+0.7%)
・ユーロ圏・1-3月期域内総生産(GDP)速報値:前期比+0.2%、前年比+0.9%(前年比予想:+1.1%、10-12月期:+0.5%)
・ギリシャ・1-3月期国内総生産(GDP):前年比-1.1%
・ロシア・5/9付け外貨準備:4711億ドル


[要人発言]
・ノワク露エネルギー相
「欧州連合(EU)に対してウクライナにガス代金を支払うように説得を要請」

・メルシュ・ルクセンブルグ中銀総裁
「マイナス金利は、手段のひとつだが、意図せぬ結果もたらす可能性」《MY》

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