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【株式評論家・海老原紀雄の相場展望】日経平均1万5000円第乗せが本格相場の条件、第3の矢に注目
ウクライナ問題やベトナムと中国、さらにフィリピンと中国の問題が、さらに悪化すれば日経平均の1万3500円を考えておかなくてはいけないだろう。しかし、そうした事態の悪化が避けられるなら日経平均の1万4000円台は固まっていると思う。[写真拡大]
■売上急拡大の三菱重工業は中期で注目できる
ウクライナ問題やベトナムと中国、さらにフィリピンと中国の問題が、さらに悪化すれば日経平均の1万3500円を考えておかなくてはいけないだろう。しかし、そうした事態の悪化が避けられるなら日経平均の1万4000円台は固まっていると思う。
ただ、今のような低調な売買代金等からみれば相場が本格的に上昇するとは考え難い。とくに、日経平均が200日線を割り込んでいる状況ではなおさらだ。また、アメリカの10年債利回りが2.6%台に低下していることも気になる。
2015年3月期に見通しについては、消費増税の直後だけに経営者が慎重な予想を出してくることは想定されていたことである。
今後、相場が本格上昇に向かうには、(1)6月に予定されている第3の矢が、期待できるものであること、(2)日経平均が1万5000円台に乗せ200日線を抜いてくること~だろう。
とくに、日経平均が1万5000円台に乗せてくれば、昨年に続いて株価が景気に対し刺激的要因として作用し経営者の先行きに対する見通しも明るくなり9月中間期の業績に期待が持てるだろう。
期待通り、日経平均が1万5000円台に乗せてくるなら大型銘柄の三菱重工業(7011)に注目している。2兆円台だった売上が2014年3月期に3兆円台に乗せ、さらに2015年3月期は4兆円台に乗せる見通しとなっている。これだけ、売上が急拡大することは同社に対する見方を考えなくてはいけないと思っている。(談)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7011.T&d=6m
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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