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今日の為替市場ポイント:日本の1-3月期GDPは参考程度の数字との見方
記事提供元:フィスコ
*07:57JST 今日の為替市場ポイント:日本の1-3月期GDPは参考程度の数字との見方
昨日14日のドル・円相場は、東京市場では102円28銭から102円07銭でやや軟調推移。欧米市場では一時101円73銭まで下落し、101円89銭で取引を終えた。
本日15日のドル・円は、主に101円台後半で推移か。株安を警戒してドル・円は102円付近で伸び悩む可能性がある。
15日発表される日本の2014年1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で+4.2%と予想されており、2012年10-12月期より6四半期連続でプラス成長となる見通し。1-3月期の経済成長が加速したのは、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の増大や設備投資が堅調に推移したことが要因とみられている。
しかしながら、市場関係者の間からは、1-3月期GDPは参考程度の数字であり、日銀の金融政策や株式・円相場に大きな影響を与えないとの声が聞かれている。消費増税後の4-6月期と7-9月期の数字が重要であると考えているもよう。
なお、4-6月期GDP成長率は大幅な反動減となる見込みだが、消費増税の影響は大きく、7-9月期における急回復は期待できないとの見方がある。《KO》
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