NY為替:ドル・円は101円89銭、米国債券利回りの低下でドル売り優勢

2014年5月15日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY為替:ドル・円は101円89銭、米国債券利回りの低下でドル売り優勢

14日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は101円94銭へ上昇後、101円73銭へ反落し101円89銭で引けた。米国の4月生産者物価指数(PPI)が予想を上振れたためドル買いが一時強まったが、米国債券利回りが引き続き低下し、年初来の低水準となったことなどに伴うドル売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.3722ドルから1.3703ドルへ下落し1.3714ドルで引けた。メディア報道「ECBは成長押し上げのために広範な措置を準備している」、「ECBの利下げは事実上決定事項」を受けたECBによる追加緩和観測にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、139円46銭へ下落後、139円76銭へ反発。

ポンド・ドルは、1.6753ドルへ下落後、1.6788ドルへ反発。カーニー英中央銀行総裁が低金利政策を当面維持する方針を示したためポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.8890フランから0.8904フランへ上昇した。《KO》

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