先物主導の株安

2014年5月8日 09:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:49JST 先物主導の株安
昨日の日本株急落は、連休中に売りエネルギーが蓄積されていたと言うことであろう。地合いとしては模様眺め気分が強い中、先物主導の売り圧力で脆い展開となった。目立ったのはTOPIX先物で、ドイツ銀が1万4616枚の突出した売り。
TOPIX先物の買い方は、BNPパリバ6285枚、みずほ証券3450枚。日経平均先物では3000枚を超える売り越し、買い越しは無かった。円高圧力が掛かるなかでは致し方ない動きと言えるが、短期筋の思惑的な売買で振幅を大きくしていると考えられる。大雑把な14000円水準を維持できるかどうかが注目点となろう。

海外市場では、ウクライナ情勢に寛解の動きが出た。プーチン露大統領は欧州安保協力機構(OSCE)のブルカルテル議長(スイス大統領)と会談。11日の南東部での住民投票延期を要請した(親ロシア派は8日に会合を開く)。また、国境地帯からロシア軍部隊を撤収させたことも表明(米国は確認できないとしているが)した。ロシアのトリプル安が改善され、欧米株の切り返しにつながったと考えられる。予断は許さないが、一方的な売り崩しも難しくなろう。《MK》

関連記事