今日の為替市場ポイント:GPIFの運用方針

2014年4月22日 08:13

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記事提供元:フィスコ


*08:13JST 今日の為替市場ポイント:GPIFの運用方針

昨日21日のドル・円相場は、東京市場では102円43銭から102円71銭で推移。欧米市場では102円68銭まで反発し、102円60銭で取引を終えた。

本日22日のドル・円は、主に102円台後半で推移か。有力な手掛かり材料は不足しており、日経平均株価に大きな動きがない場合、ドル・円は102円70銭前後で小動きを続ける可能性がある。

報道によると、政府は22日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用委員に新任6人、再任1人の計7人を任命するもよう。現在の運用委員の任期は21日で終了するが、7人中6名が入れ替わることになった。

GPIFは国債中心の運用方針を改めることになる。GPIFは保有する国債を段階的に売却していく見込みだが、日本銀行が受け皿になるとの案が出ている。GPIFが国債保有を減らす主な理由は、日本の財政事情の悪化を嫌気して長期金利が大幅に上昇し、保有する国債に巨額の評価損が発生することを避けるためである。

ただし、GPIFの運用方針変更は円相場や長期債利回りの動向に大きな影響を与える可能性がある。国債保有を減らしてリスク資産を増やすことは円安要因になるとの見方があるが、円安で長期金利が上昇した場合、景気悪化を招くおそれがある。《KO》

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