京都・仁和寺の八重桜、先祖返りする

2014年4月16日 12:00

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記事提供元:スラド

 京都市右京区の仁和寺で「御室桜」として知られる桜は八重桜で知られているが、最近行った調査の結果、212本の桜のうち八重桜はわずか18本で、大半は一重の花を付ける桜だったという(京都新聞)。

 住友林業筑波研究所が行っていた研究によると、実は温室桜の9割以上はもともとは一重の桜で、長い時間をかけて「先祖返りした」のだという。桜は突然変異が多く、平安時代から品種改良的なことが行われていたそうで、その過程で生み出された八重桜が、新たな枝が出ては枯れるというサイクルの中で桜本来の一重に戻ったと推測されるという。

 なお、仁和寺では桜を入れ替えるといった措置を行う気はないそうだが、八重の桜を元に培養した「クローン苗」の定植も行われているとのこと。

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