英ポンド週間見通し:ロシアオリガルヒの資産引き揚げ懸念

2014年4月12日 12:51

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記事提供元:フィスコ


*12:51JST 英ポンド週間見通し:ロシアオリガルヒの資産引き揚げ懸念

■ポンド弱含み、英中央銀行金融政策委員会での現状の金融政策維持

先週のポンド・円は、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会で現状の金融政策の維持が決定されたこと、リスク回避の円買い圧力が強まったことで、171円63銭から169円51銭まで下落した。欧米英によるロシアへの金融制裁により、英国からロシアオリガルヒ(新興財閥)の資産引き揚げ懸念が高まっていることで、ポンド売り圧力が強まった。取引レンジは169円51銭-171円63銭。

■英国のインフレ率と失業率に要注目

今週のポンド・円は、英国3月のインフレ率と失業率を見極める展開となる。英国3月の消費者物価指数は、前年比+1.6%と予想されており、2月の前年比+1.7%からの低下が見込まれているものの、失業率は、3月予想は3.4%で、2月の3.5%からの低下、12-2月のILO失業率予想は7.1%で、11-1月の7.2%からの低下が見込まれている。

プーチン・ロシア大統領は、天然ガスの供給停止を示唆しており、英国からのロシアオリガルヒ(新興財閥)の資産引き揚げ懸念が高まりつつある。

○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・15日:3月消費者物価指数
・15日:3月生産者物価指数
・16日:3月失業率

予想レンジ: 169円00銭-174円00銭《TN》

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