先物主導の動きに対してやや神経質になりやすい/ランチタイムコメント

2014年4月10日 12:02

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記事提供元:フィスコ


*12:03JST 先物主導の動きに対してやや神経質になりやすい
 日経平均は5営業日ぶりに反発。98.50円高の14398.19円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えた。前日の欧米市場の上昇の流れを受けて、買い優勢で始まり、寄り付き直後には一時14500円台を回復す局面をみせている。しかし、先物市場ではTOPIX先物に大口の売り指値が出るなど、明日のオプションSQを前に上値追いも慎重な展開に。買いが先行したソフトバンク<9984>が下げに転じた流れもあり、前引けにかけて14400円を割り込んでいる。
 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500と全体の8割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の上値の重さが目立つ。セクターでは、非鉄金属、卸売、繊維、鉄鋼、その他金融、倉庫運輸、機械、不動産、電気機器、食料品などが堅調。一方で、鉱業、石油石炭、保険、輸送用機器などが冴えない。
 日経平均はギャップ・アップ後はこう着のなか、上げ幅を縮めてきている。TOPIX先物に大口の売り指値が入るなど、オプションSQを控え、先物主導の動きに対してやや神経質になりやすいようである。14500円から上の重さが意識されており、これも権利行使価格が意識された格好だろう。
 また、ソフトバンク<9984>の買い一巡後の動向が冴えない。前日高値水準からの一段高とならなかったことで、市場心理を冷ます格好である。ファーストリテ<9983>も決算を控えて手掛けづらい。ファナック<6954>がゴールドマンの格上げを手掛かりに強い動きをみせているが、やはりインパクトを求めるならソフトバンクの動向次第であろう。(村瀬智一)《FA》

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