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【中国の視点】孤立するロシア、ウクライナ問題の泥沼化で景気低迷が深刻
記事提供元:フィスコ
*08:14JST 【中国の視点】孤立するロシア、ウクライナ問題の泥沼化で景気低迷が深刻
ウクライナ南部クリミア半島のロシア編入をめぐる欧米とロシアの対立が泥沼化している。米議会は対露追加制裁を盛り込んだ法案を可決したほか、北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は、ロシアによるウクライナへのさらなる介入があれば、「歴史的なミスを犯すことになる」と警告した。
一方、ロシアは対抗手段としてウクライナ向けの天然ガスの供給価格について、今年に入ってから2度目の引き上げを実施。4月以降の引き上げ幅は8割となり、深刻な財政危機を抱えているウクライナにとって財政破綻につながる恐れがあると警戒された。
中国メディアは、欧米とロシアがともに過熱していると指摘。プーチン露大統領が弱いロシア経済を考えるなら強硬姿勢を早期に転換すべきだと分析した。また、ロシア経済の減速が数年前からすでに始まっており、欧米がさらに強力な制裁を加えた場合、ロシア経済が回復できなくなる恐れがあるとの見方を示した。
このほか、ロシアの銀行最大手ズベルバンクも、ウクライナ問題が勃発した後、進めるべき構造改革が後回されているため、低迷するロシア経済が一段と深刻になるとの懸念を示した。さらに、国際社会からの孤立がこれからしばらく続く可能性があるため、経済への打撃も警戒する必要があると警告した。
ロシアに対する悲観的な見方から今年に入ってから外資の引き揚げは加速。ロシア経済発展省は、1-3月期の純資金流出額が650億-700億米ドル(約6兆7535億-7兆2730億円)になると予測している。《ZN》
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