【木村隆のマーケット&銘柄観察】ブロードリーフはIT企業としての正当な評価を確保へ

2014年3月14日 12:28

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ブロードリーフ<3673>(東1)の反騰力の大きさに注目したい。2月に決算発表を終え、材料面では端境期にあるが、株価は2月28日の1291円をボトムに、引き戻しの動きを強めている。割安な実態に見直し機運が高まりつつあるようだ。

 前2013年12月期は大幅な増収益を達成したが、今2014年12月期は売上げ190億円(前期比5.4%増)、営業利益40億円(同7.0%増)と、増益率が低下する見通しにある。

 表面的にはそうなのだが、それは先行投資増による一時的なもの。今期の投資増が先での収益アップにつながる見通しにある。そこまでの本質的な実態を見据えた場合、当然、株価の居どころも変わることになりそう。

 同社は自動車のアフターマーケット業者向けに自動車部品関連情報のアプリケーションを販売している。整備・鈑金・リサイクルなどの事業者や部品卸商の顧客数は約3万社にも達し、ライバル不在の圧倒的シェアを確保している。約30年にわたる実績から、同社の部品コードは業界標準になっているほど。従って、自動車関連株というよりは、安定した収益基盤を有するIT企業としての評価が正当と思われる。

 そうした好実態の上で、今期からさらなる成長を目指中期経営計画をスタートさせた。カーオーナーのニーズの多様化や他業態からの参入など、同社を取り巻く環境が大きく変化していることを踏まえたもので、マーケティング面では、顧客の経営支援を目的に集客を意図した「街のカーウンセラー」というサービスブランドを立ち上げた。また、リアルタイムでの処理が可能な、新技術基盤「新世代BLクラウド」の開発にも着手している。

 そうした投資が実を結ぶことにより、2016年12月期には営業利益70億円(前期37億4000万円)へ成長した姿が現れる見通し。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
「ぽっちゃり系女子」サイズが合わなくても大丈夫!~夢展望が3L~6Lサイズブランド販売開始(2013/03/12)
【じっくり投資コーナー】ありがとうサービスは増配で年75円配当、利回り4%(2013/03/12)
アウトソーシングは業績躍進を背景に連続大幅増配へ(2013/03/11)
【ロボット関連特集】介護ロボット&災害救助ロボットなど関連銘柄(2013/03/06)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事