注目銘柄ダイジェスト(前場):帝人、三井ハイテク、ヤマダ電機、エンバイオHDなど

2014年3月13日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):帝人、三井ハイテク、ヤマダ電機、エンバイオHDなど

帝人<3401>:262円(前日比+6円)
買い先行。エアバスの次世代中型機に炭素繊維の複合材を供給すると報じられている。これまでもエアバス向けに炭素繊維の供給実績はあったものの、付加価値の高い骨格部分にあたる一次構造材への採用は初めてとなるもよう。1機当たりの炭素繊維使用量も大きく拡大するとみられ、炭素繊維事業の中長期での成長期待が先行する格好に。

三井ハイテク<6966>:691円(同-44円)
急落で下落率トップ。前日に前1月期の決算を発表、今期の業績見通しが失望売りを誘う形に。前期経常利益は33.2億円で前期比55%増益、従来予想の27億円を大きく上回る着地となった。一方、今期は25億円で同25%の減益見通しに。為替差益の一巡なども要因となっているが、想定外の大幅減益見通しにはネガティブなインパクト。四季報予想の水準なども下回っている。

ヤマダ電機<9831>:353円(同+20円)
しっかり。前日に2月の月次動向を発表している。グループ全店売上高は前年同月比26.7%増、7ヶ月連続での2ケタ増となり、今期に入って最大の伸び率となっている。大雪の影響は受けたものの、白物家電の一部に消費増税前の駆け込みの動きが見られたほか、WindowsXPからの買い替えによりパソコンの販売も好調に推移したもよう。同業他社同様に好調な月次動向を受けて、買い安心感が先行する格好のようだ。

エムスリー<2413>:327500円(同+12000円)
反発。100株を1単元とする単元株制度を採用するとともに、1:200の株式分割を実施すると発表している。実質的に最低売買単価は半分の水準となり、投資家層の広がりなどが期待される状況へ。また、未定としていた年間配当金は1300円にするとも発表。前期実績1200円からは増配となる格好に。

住友精化<4008>:786円(同-34円)
売り優勢。岡三では投資判断を「強気」から「中立」に格下げしている。国内他社工場の再稼働や同業他社の増設などの影響を受けて、来期は一時的に高吸水性樹脂の需給バランスが緩むリスクがあると指摘しているもよう。今期の大幅増益に対して、来期営業利益は横ばいを予想しているようだ。

スター精密<7718>:1198円(同+64円)
急伸。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1400円から1500円に引き上げている。営業利益の約7割を稼ぐ工作機械の受注は1月、2月ともに高水準が続いているが、株価はそれに反して下落しており、割安感が強まっていると判断しているようだ。また、4月10日の決算発表では、今期の増配なども示されると予想しているもよう。

DMG森精機<6141>:1352円(同-57円)
下げが目立つ。旧ギルデマイスターが2013年実績と2014年見通しを発表、売上実績がコンセンサスを下回ったことなどから、その後の株価は軟調な動きとなっており、連れ安する状況のようだ。本日は1月の機械受注上振れなどから工作機械では強い動きも目立つが、公募・売出の実施なども控えており、目先の需給懸念なども買い手控え要因に。

九州電力<9508>:1409円(同+5円)
しっかり。原子力規制委では同社川内電力の優先審査を決定と伝わっている。地震や津波対策で重大な問題がないと確認されたようだ。いち早い原発の再稼働により、業績回復や復配なども他社に先駆けて行われるとの期待感が先行する形に。方向性は織り込まれていたと見られるが、正式決定を受けて株価は急速に切り返す展開にもなっている。

エンバイオHD<6092>:1611円
昨日マザーズ市場に新規上場し、初値は公開価格の約2.3倍となる1311円となった。土壌汚染対策事業のほか、土壌汚染関連機器・資材販売事業などを展開するため、事業内容に対する関心が高まり初値は人気化に。また、土壌汚染対策関連のテーマ性を背景に、今後も折に触れて物色されるとの期待は高く、初値形成後も短期資金を巻き込んでの上値追いに。《KO》

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