ＰＡＬＴＥＫは製造終了となった半導体製品の販売を開始

■ロチェスター社製品の取扱で機器メーカーの継続生産をサポート

　ＰＡＬＴＥＫ＜７５８７＞（ＪＱＳ）は６日、成熟し製造終了となった半導体製品に関する包括的なソリューションを提供するロチェスター エレクトロニクス．ＬＬＣ（本社：米国　マサチューセッツ州ニューベリーポート、以下ロチェスター社）製品の販売を開始すると発表した。

　半導体製品の技術進歩は非常に速く、半導体メーカーは機能向上やプロセス変更のため、ライフサイクルに応じて提供している半導体製品の製造を終了する。その場合、医療、航空、宇宙、防衛、産業分野などの機器メーカーでは、将来の需要予測に基づき終了する半導体を調達し在庫を保有する。しかし、需要が減少すれば過剰在庫となり、また需要が増加すれば在庫が不足し、異なる半導体への置き換えによる設計変更を余儀なくされるなど、機器メーカーは製造終了となる半導体製品への対応にリスクを抱えている。

　ロチェスター社は、ザイリンクス社やＮＸＰセミコンダクターズ社をはじめ、６０社以上の世界の半導体メーカーから製造中止製品の供給を委託されており、また製造中止製品を継続して生産することを認められている。そのため、長年にわたり航空、防衛市場向けに製造中止製品の提供を行っている。

　ＰＡＬＴＥＫは、ロチェスター社製品の取扱いを開始することで、半導体メーカーの承認を受けた高品質で信頼性の高い半導体製造中止製品や、メーカーのオリジナルの設計及び仕様に基づきロチェスターが再生産する半導体製品を提供することが可能となる。これにより、長期的に信頼性と保証を必要とされている医療、防衛、産業分野などの顧客企業の継続生産をサポートし、顧客企業のニーズに適応したソリューションを提供していくとしている。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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