《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2014年3月7日 08:55

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記事提供元:フィスコ


*08:55JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【大幅高となる】15250-15450円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップで始まろう。また、円相場が1ドル103円台に乗せていることも買い安心感につながる。

買い一巡後は高値圏でのこう着になりやすいと考えられるが、テクニカル面では景色が好転しそうである。一目均衡表では雲から下放れる形状をみせていたが、前日の大幅上昇によって再び雲下限を捉えてきている。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好で雲下限を捉えてくるなか、トレンド好転が意識されてくるようだと、1月24日に空けたマド(15485-15690円)辺りが次ぎのターゲットとして現われよう。

ボリンジャーバンドのバンドが収れんしていたため、+2σが15270円辺りに位置している。雲下限は15300円辺りであり、同水準での攻防になりそうだ。下値の堅さが意識されてくるようだと、雲上限(15496円)への意識が強まる可能性はある。15250-15450円のレンジを想定する。

【大幅高となる】上値追いの動きか=フィスコ伊藤 正雄
6日の米国株式はまちまち。朝方発表された週間新規失業保険申請数が予想よりも少なかったことが好感され買いが先行。ウクライナ情勢への警戒感や明日の雇用統計を前に、手控える向きも多く、その後は小動きに終始する展開となった。

セクター別では、消費者・サービスや各種金融が上昇、一方で医薬品・バイオテクノロジーや食品・生活必需品小売が下落した。大型株で構成されるS&P500指数は再び過去最高値を更新した。

CMEの225先物は大証の日中終値より175円高い15295円で取引を終了。NY時間での高値は15330円、安値は15250円、上下のレンジは80円。為替市場では、ドル・円、ユーロ・円ともに上昇して戻ってきた。本日は前日に戻り高値を更新したことから、上値追いの動きが続きそうだ。テクニカル面では、昨年末高値(16320円)から、今年の安値(13995円)までの61.8%戻しの15431円レベルが意識されそうだ。《MI》

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