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日経平均は大幅続伸、木曜日のアノマリーに挑戦【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:00JST 日経平均は大幅続伸、木曜日のアノマリーに挑戦【クロージング】
5日の日経平均は大幅続伸となり、176.15円高の14897.63円(出来高概算19億9000万株)で取引を終えた。ウクライナ情勢の緊張緩和を背景とした欧米市場の上昇の流れを引き継いでの上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比140円高の14980円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップに。
ただ、買い一巡後はこう着感の強い展開となり、寄り付き直後に14992.19円を付けた後は日中値幅は100円程度と狭いレンジでの取引が続いた。急ピッチの上昇に対する利益確定の売りなども出やすい水準であったとみられる。また、木曜日が上がらないアノマリーが8週連続となるなか、明日の動向を見極めたいとのムードも。
その他、全人代が開幕したほか、今晩の米国ではADP全米雇用報告のほかMBA住宅ローン申請指数、ISM非製造業景気指数の発表が予定されており、オーバーナイトのポジションを取りづらいところか。ひとまず、短期的な戻りが一巡した感も意識されるなか、日経平均の15000円突破などを見極めたいところだろう。
そのほか、コマツ<6301>が保ち合いレンジの上限を捉えているほか、ソニー<6758>が一目均衡表の雲のねじれで上放れつつあり、日東電<6988>は雲上限での攻防をみせている。長期的に低迷が続いていた銘柄などには、期末要因などから買い戻しが意識されてきそうだ。出遅れ物色に向かわせる可能性もあろう。《KO》
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