概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は反落、足元の上昇の反動で利益確定売り圧力が強まる

2014年3月5日 09:37

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記事提供元:フィスコ


*09:37JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は反落、足元の上昇の反動で利益確定売り圧力が強まる
【ブラジル】昨日4日はカーニバルで休場

【ロシア】MICEX指数 1356.54 +5.26%
4日のロシア市場は6営業日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比67.73ポイント高(+5.26%)の1356.54で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは44、値下がり6と買いが優勢。MICEX指数はこの日、2010年5月以来の上げ幅を記録した。

横ばいで寄り付いた後は上げ幅を急速に拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。前日の急落で売られ過ぎ感が強まったほか、ウクライナ情勢の緊迫がいったん緩和したことが買い安心感を与えた。プーチン大統領は4日、軍事演習中の部隊に対し、基地への帰還を指示した。また、その後の記者会見で、クリミア半島をロシアの領土に組み込むつもりはないと説明。ただ、大統領は、ヤヌコビッチ前政権の合法性を強調し、ウクライナ国民の安全を守る目的での軍事介入は可能性が残されていると発言した。

【インド】SENSEX指数 21209.73 +1.26%
4日のインドSENSEX指数は大幅反発。ウクライナ情勢緊迫化への警戒感はくすぶったが、この日のアジア株式相場の一角が反発に転じたことが買い安心感を与えた。また、外国人機関投資家(FII)が前日3日の下げ相場でもインド株式を買い越したことも強気材料。指数は取引中盤にかけて上げ幅を拡大させたが、これはロシアのプーチン大統領が軍事演習中の部隊を基地に帰還するよう命令したとの報道が背景。ウクライナ危機への過度の警戒感が緩んだ。

【中国本土】上海総合指数 2071.47 -0.18%
4日の上海総合指数は反落。足元の上昇の反動で利益確定売り圧力が強まったほか、中国人民銀行(中央銀行)がこの日も資金吸収オペを継続したことが警戒材料となった。ただ、終盤にかけては下げ幅を縮小する展開に。ロシアのプーチン大統領が軍事演習中の部隊に対して基地への帰還を指示したとの報道を受け、ウクライナ不安が緩和された。国内では、翌5日に全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を控え、政策期待の強いセクターが買い戻された。《FA》

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