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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は43円安、ファーストリテは買い先行に
*09:39JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は43円安、ファーストリテは買い先行に
【日経平均は43円安、ファーストリテは買い先行に】
9時38分現在の日経平均株価は、14608.24円(前日比-43.99円)で推移している。日経平均は続落で始まった。ウクライナ情勢の緊迫化を嫌気した欧米市場の下げの影響もあり、幅広い銘柄に売りが先行している。ただ、大証225先物は14540円からのスタートとなり、シカゴ先物清算値(14510円)を上回っている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が買い先行となる半面、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>が売り先行。
売買代金上位はトヨタ自<7203>、三井住友<8316>、マイクロニクス<6871>、ホンダ<7267>などが下落。一方で、星光PMC<4963>、パナソニック<6752>、三菱地所<8802>、ミクシィ<2121>が上昇。セクターではゴム製品、倉庫・運輸が小幅に上昇して始まっている。一方、海運、証券、鉄鋼、パルプ・紙、非鉄金属、鉱業、食料品、サービス、水産・農林、機械などが軟調。
【ドル・円は101円51銭付近、リスク回避的な円買いは縮小する可能性】
ドル・円は101円51銭付近で推移。東京株式市場の下げ幅は縮小しており、株安を嫌気したリスク回避的な円買いはひとまず縮小する可能性が高いとみられている。市場参加者の間では、ウクライナ情勢の緊迫化で最も影響を受けるのは欧州諸国であり、アジア地域への影響は限定的との声が聞かれている。ただし、情勢が悪化し、ロシアと欧米諸国の軍事衝突に発展する可能性はゼロではないとみられており、アジア地域にも重大な影響が及ぶ可能性は排除できない。短期的には、リスク選好的な為替取引は抑制されるとの見方は少なくない。
9時38分時点のドル・円は101円51銭、ユーロ・円は139円41銭、ポンド・円は169円19銭、豪ドル・円は90円80銭付近で推移している。《KO》
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