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NYの視点:来週はG20、イエレンFRB議長証言に注目
*07:23JST NYの視点:来週はG20、イエレンFRB議長証言に注目
2/18付けのシカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで円の売り持ち高は前週から小幅増加した。
■来週のポイント
来週は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、イエレンFRB議長の上院銀行委での証言、中国の経済指標に焦点が集まる。
イエレンFRB議長は証言において、量的緩和第3弾(QE3)縮小を継続する方針を繰り返すと見られる。
また、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では先進国・地域での金融政策の正常化への支持が表明される公算で、米連邦準備制度理事会(FRB)が現在実施している量的緩和第3弾(QE3)の縮小計画が支持されることになるため、ドルの支援材料となると考えられる。
一方で、新興国の情勢からも目が話せない。新興国経済を左右する中国の景気動向を判断するために、中国国家統計局と中国物流購買連合会が発表する2月の製造業PMIにも注目。予想を下振れると新興国通貨安につながり、リスク資産を解消する動きが再燃する。
●世界経済
22-23日:オーストラリア、シドニーでG20財務相・中央銀行総裁会議
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では先進国・地域での金融政策の正常化への支持が表明される公算。米連邦準備制度理事会(FRB)が現在実施している量的緩和第3弾(QE3)の縮小計画が支持されることになりドルの支援材料となる。世界経済が景気後退(リセッション)から脱却し回復基調にあるなか、異例な非伝統的措置である量的緩和(QE)なしで回復ペースを加速させる措置を模索していく。同時に、新興国市場などの不安定な動きが成長に打撃を与える可能性に注意を促がす。
通貨安に悩まされている新興国のひとつブラジルは、G20財務相・中央銀行総裁会議において、米国のQE縮小を「支持する」方針をすでに表明した。マンテガ財務相は国内の予算調整のためG20を欠席。米国の金融政策が非難される可能性は少ないと考えられることもドルを支援すると考えられる。
●米国
24日:グリーンスパン元FRB議長講演
25日:タルーロFRB理事講演、12月S&Pケースシラー住宅価格指数:予想前年比+13.38%、11月+13.71%
26日:ローゼングレン・ボストン連銀総裁、ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演、1月新築住宅販売件数:予想40万戸、1月41.4万戸
27日:イエレンFRB議長上院銀行委で証言、フィッシャー米ダラス連銀総裁、ローゼングレン・ボストン連銀総裁、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁の講演
28日:フィッシャー米ダラス連銀総裁、スタイン連邦準備制度理事会(FRB)理事、コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁、プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁講演、10−12月期国内総生産(GDP)改定値:予想前期比年率+2.5%、速報3.2%
今週公表された1月28-29日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、12月の低調な米雇用統計にもかかわらずメンバーが経済への強い見通しを変えておらず量的緩和第3弾(QE3)縮小を継続する方針が示唆された。さらに、1月の失業率が6.6%まで低下、FRBが金融引き締めを検討する目安として設定した数値ガイダンスにおける失業率規準6.5%に近づいたため利上げを意識せざるを得なくなったことが明らかになった。イエレンFRB議長が率いるFOMCとして最初の会合となる次回3月の会合では、早速、このガイダンスが変更されるとの観測は強い。
失業率規準を引き下げるなど、現在の数値ガイダンスを維持すると同時に質的ガイダンスを提示することを支持しているメンバーもいれば、数値ガイダンスの提示をやめそのかわりに「金融安定へのリスク」または、「景気見通しの要旨」などの文言で提示する手段を選択することを支持するメンバーもいるようだ。イエレンFRB議長によるガイダンス、利上げの時期に関する言及が焦点となる。そのほか、米国10−12月期の国内総生産(GDP)改定値にも注目が集まる。市場は前期比年率で速報値+3.2%から+2.5%に下方修正されると見られている。
●中国
28日:2月製造業PMI:予想50.1(1月50.5)
【2/4IMM】
*日本円
ネット・円売り持ち:-79,784(2/18)←円売り持ち:-78,786(2/11)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)
*ユーロ
ネット・ユーロ買い持ち:+8,599(2/18)←ユーロ売り持ち-6,929(2/11)(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)
*ポンド
ネット・ポンド買い持ち:+22,323(2/18)←ポンド買い持ち:+10,672(2/11)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)
*スイスフラン
ネット・スイスフラン売り持ち:-2,828(2/18)←スイスフラン買い持ち::+555(2/11)(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)
*加ドル
ネット・加ドル売り持ち:-65,000(2/18)←加ドル売り持ち:-58,928(2/11)(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)
*豪ドル
ネット・豪ドル売り持ち:-44,398(2/18)←豪ドル売り持ち:-47,403(2/11)
*NZドル
ネット・NZドル売り持ち:+8,906(2/18)←NZドル買い持ち:+7,641(2/11)
*メキシコペソ
ネット・ペソ売り持ち:-23,312(2/18)←ペソ売り持ち:-33,940(2/11)(直近買い持ち高最高:08年2/29+125,000)《KO》
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