欧米為替見通し:新規失業保険申請件数に要注目

2014年2月20日 17:08

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記事提供元:フィスコ


*17:08JST 欧米為替見通し:新規失業保険申請件数に要注目

本日20日の欧米市場のドル・円は、22-23日のG-20財務相・中央銀行総裁会議への警戒感から上げ渋る展開が予想される。

米国の2月の雇用統計の調査対象週(2月12日週)の新規失業保険申請件数は、33.5万件と予想されており、前回の33.9万件から減少が見込まれている。予想通りならば、2月の米国雇用統計の改善期待が高まることになるが、悪天候により増加していた場合は、2月の雇用統計も悪天候により悪化が懸念されることになる。

2月17日、米当局者は、「一部の国が輸出を利用して成長を促進するという危機前の戦略に戻りつつある」と警告した。

貿易黒字国の中国は、中国人民元の変動幅を拡大する、というお土産をシドニーG-20会議へ持ち込むことを表明した。

貿易赤字国の日本は、日本銀行による「貸出増加支援」と「成長基盤強化」の強化・拡充(2倍)をお土産にすることを表明した。

世界に流動性を供給してきた米国連邦準備理事会(FRB)は、テーパリング(量的緩和縮小)の開始により資金供給額を減らし、いずれ資金の吸収を始めることで、新興国市場からの資本流出が始まっている。

G-20財務相・中央銀行総裁会議では、米国連邦準備理事会(FRB)に代わる流動性供給国として、日本と中国が期待されているのかもしれない。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・2月PMI製造業(予想:54.0、1月:54.0)
18:00 ユーロ圏・2月PMIサービス業(予想:51.9、1月:51.6)
18:00 ユーロ圏・2月総合景気指数(予想:53.1、1月:52.9)
22:30 米・1月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.6%、12月:+1.7%)
22:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:33.5万件、前回:33.9万件)
24:00 米・1月景気先行指標総合指数(予想:+0.4%、12月:+0.1%)《KO》

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