注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ゴム、第一生命、東光、ミクシィなど

2014年2月14日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ゴム、第一生命、東光、ミクシィなど

住友ゴム<5110>:1314円(前日比-75円)
売り先行。グッドイヤーから提携関係解消の申し入れを受けたと発表している。グッドイヤー向け売上の短期的な減少、海外事業の戦略見直しといった不透明感など、短期的に警戒感が先行する格好に。一方、提携によるシナジーは限定的であったとみられているほか、今後は独自の事業展開が可能になっていくこともあり、売り一巡後は下げ渋る展開にもなってきている。なお、前日に発表した決算は実績、見通しともに想定線と捉えられ、特に材料視はされていないようだ。

第一生命<8750>:1556円(同+46円)
強い動きが目立つ。同社が前日に発表した第3四半期の好決算が評価材料に。累計純利益は739億円で前年同期比3倍に、通期予想の570億円を超過する状況になっている。JPモルガン(JPM)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2420円から2650円に引き上げ。EVが想定を1000億円程度上回り、株価EV倍率が想定をかなり下回ったことは株価の上昇要因と指摘している。金利変動の修正純資産へのマイナス影響が想定より少なかったとしている。

東光<6801>:383円(同+55円)
急伸。村田製作所<6981>がTOB価格を300円から400円に引き上げていることが材料視されている。買い付け株数に上限はあるものの、TOB終了後の株価上昇期待、さらなるTOB価格の引き上げ思惑なども手掛かりに。また、2014-2016年度の中期計画も発表、最終年度の売上高440億円、営業利益率12%を数値目標としている。

太陽誘電<6976>:1238円(同+47円)
急反発。同社は前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は17億円、市場コンセンサスは30億円前後であったとみられ、これを下回る格好となっている。ただ、10月の受注急減に伴う在庫削減の動きを強めたことが背景で、12月の受注拡大から、1-3月期には反動増が見込めるとの見方も。JPモルガン(JPM)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を1450円から1640円に引き上げている。

コスモ石油<5007>:191円(同+6円)
買い先行。JPモルガン(JPM)では「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に、SMBC日興証券では「3」から「2」へ、それぞれ格上げしている。JPMでは、製油所共同運営化検討、石油開発分社化、持株会社化検討などの施策に加え、産業競争力強化法施行による業界再編の可能性の高まりを格上げの背景に。一方、SMBC日興証券では、石油製品マージンの底打ち、市況回復メリットの享受による収益体質の大きな改善を背景としている。

キリンHD<2503>:1307円(同-117円)
急落。前日に前12月期の本決算を発表、実績営業利益は1428億円で前期比6.7%減益、従来予想の1500億円を下振れる着地に。また、今期見通しは1400億円で同2.0%減益、コンセンサスは1500億円超のレベルであった。事前想定比ではブラジル事業の収益低迷が響く格好になった。加えて、市場の一部で期待された自社株買いの発表がなかったこともネガティブに捉えられる。

A&Aマテリアル<5391>:129円(同-19円)
急落。同社は前日に第3四半期決算を発表、売り材料視される状況に。累計営業利益は6.3億円で前年同期比2.1倍となったが、10-12月期は1.3億円で同半減に。進捗率は6割強にとどまっており、計画超過達成期待が一転して未達懸念にも。信用買い残が高水準など、需給不安の強さなどもネガティブに影響しているようだ。

3Dマトリックス<7777>:5280円(同+280円)
買い先行。岡山大学と共同で出願していた自己組織化ペプチド技術について、膵臓再生への適用に関する特許が米国で成立したと発表したことが材料視されている。同社では再生医療領域において、骨再生や皮膚再生の分野で開発を進めているほか、臓器再生の分野にも拡大し有効な医療製品の開発を進める方針で、再生医療関連として関心が高まる格好に。

サンワカンパニー<3187>:7470円(同+990円)
ストップ高。3月31日を基準日として、1:5の株式分割を実施すると発表したことが材料視されている。株式分割に伴う最低投資金額の引き下げにより、投資家層の拡大や流動性の向上期待が高まる格好に。また、同社ホームページ上で取り扱う商品を対象とした3万円の割引券を付与する株主優待制度の導入を発表したことも支援材料となっている。なお、10-12月期売上高は16.7億円、営業利益は1.4億円で着地している。

ワイヤレスG<9419>:2916円(同-514円)
売り優勢。昨日本決算を発表し、13年12月期営業利益は7.9億円と従来予想に沿った水準で着地している。14年12月期営業利益は前期比14.6%増の9.0億円と2ケタ増益が計画されているが、四季報予想では12.0億円が見込まれており想定以下の内容と受け止められているようだ。なお、今期も収益基盤であるワイヤレス・ブロードバンド事業の一段の強化に注力していく計画と。

Dガレージ<4819>:1978円(同-498円)
急落。昨日は中間決算を発表し、上期営業利益は前年同期比71.8%増の8.1億円となり、従来予想であった7.5億円を上回る水準で着地した。ただし、1月には上期の営業損益を3.0億円の赤字から7.5億円の黒字へと大幅に上方修正していた経緯から通期計画の上振れ期待も高かったとみられ、計画の据え置きに失望感が強まっているようだ。

ミクシィ<2121>:6240円(同+1000円)
ストップ高。今期の営業損益見通しを16.0億円の赤字から2.0億円の黒字へ、最終損益見通しを26.0億円の赤字から3.5億円の赤字へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。昨年10月に提供を開始したスマートフォンネイティブゲーム「モンスターストライク」の利用者が順調に増加し、売上が急速に拡大していることなどが寄与する。なお、決算発表と同時に、約1年での社長交代も発表している。《KO》

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