今日の為替市場ポイント:日本の経常収支

2014年2月14日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:17JST 今日の為替市場ポイント:日本の経常収支

昨日13日のドル・円相場は、東京市場では102円57銭から101円96銭で軟調推移。欧米市場では一時101円70銭まで下落したが、102円17銭で取引を終えた。

本日14日のドル・円は102円前後で推移か。日経平均株価の反発が期待されており、ドル・円はやや下げ渋る見込み。

2013年における日本の経常収支(財務省発表)は、3兆3061億の黒字だった。黒字額は統計が比較できる1985年以降では最少となった。円安で原油や液化天然ガスの輸入額が増えたことや電気製品の輸出が伸び悩んだことで昨年の貿易収支は10兆6399億円の赤字となり、年間では過去最大の貿易赤字を記録した。

所得収支は、日本企業の海外での収益増加で、16兆5318億円の黒字。ただし、2013年の経常黒字額は前年比で30%以上減少している。市場参加者の間では、所得収支の黒字が減少した場合、2014年の日本の経常収支はほぼ均衡するか、赤字になる可能性があるとの見方が浮上している。

日本の経常収支が赤字になることは、ファンダメンタルズ的に重大な変化であり、日本の長期金利の上昇につながる可能性がある。為替相場にも影響を与えることが予想される。《KO》

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