12日の香港市場概況:続伸、外部環境の改善を受けて22000台を回復

2014年2月12日 17:31

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記事提供元:フィスコ


*17:31JST 12日の香港市場概況:続伸、外部環境の改善を受けて22000台を回復

12日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前日比322.81ポイント高(+1.47%)の22285.79で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同139.91ポイント高(+1.42%)の9996.76、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同74.83ポイント高(+1.77%)の4302.48だった。

ハンセン指数は寄り付きから節目の22000を回復し、終値で1月24日以来の高値を付けた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)新議長が11日の議会証言で現在の金融政策を継続する方針を示したことや、これを受けた前日の欧米株高が買い手掛かりとなった。また、取引時間中に発表された中国の貿易統計で輸出入がともに予想を大きく上回ったことも支援材料。堅調地合いの中、大引けにかけては一段高となった。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高。値下がりは恒安国際集団(01044/HK)や中国移動(00941/HK)など5銘柄にとどまった。値上がり銘柄では、中国海外発展(00688/HK)が7.47%上昇。株価の出遅れ感に加えて、1月の住宅販売の好調が買い手掛かりとなった。同業の華潤置地(01109/HK)も連れ高し、4.70%値を上げた。

このほか、和記黄埔(00013/HK)が3.43%続伸。クレディ・スイス(CS)による強気の投資判断が引き続き材料視された。一方、中国中煤能源(01898/HK)は0.25%高と、指数をアンダーパフォームした。本日大引け後に発表されるハンセン指数構成銘柄の定期見直しにおいて、同社が除外されるとの観測が浮上している。

その他の個別銘柄では、東江環保(00895/HK)など環境関連が続伸。昨年9月に発表された「大気汚染防治行動計画」に続く政策として、土壌汚染、水質汚染それぞれへの対策をまとめた行動計画の策定が進行中と報じられた。また、親会社の上場観測を受け、中広核鉱業(01164/HK)が16.67%高と急伸した。《KO》

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