イエレンFRB議長の証言に世界が注目、見どころはガイダンスの行方

2014年2月11日 10:07

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記事提供元:フィスコ


*10:07JST イエレンFRB議長の証言に世界が注目、見どころはガイダンスの行方
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は11日に下院金融サービス委員会で、13日に上院銀行委員会で証言を行う。

就任後初となる議会証言に世界の注目が集まっているが、特に1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される前の議会証言となる点がポイント。通例、FRB議長はFOMCで議論した内容をそのまま議会証言にぶつけることが多いが、前回のFOMC議事要旨が発表されるのは今月19日となる。

米金融政策の方向性を探る上で数多くのヒントが議長発言から出てくると期待されているが、中でも失業率とフォワードガイダンスの変更についての発言に注視する投資家は多い。

FRBは利上げを考慮する目標値として失業率6.5%を掲げているが、すでに1月に6.6%まで下がってきている。FRBは失業率が6.5%を十分に下回っても低金利政策を継続すると述べているが、市場参加者にとってこの表現は“あいまい”に映っている。

市場とのコミュニケーション方法の改善を含め、議長がガイダンスの変更に踏み切るのかが焦点になりそうだ。なお、FRB副議長に就任したスタンレー・フィッシャー氏はガイダンスに否定的だと伝わっており、大物副議長との駆け引きも議会証言の見どころとなる。《RS》

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