概況からBRICsを知ろう~旧正月明けの中国本土市場は政策期待などで反発、ほぼ全面高

2014年2月10日 10:47

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記事提供元:フィスコ


*10:47JST 概況からBRICsを知ろう~旧正月明けの中国本土市場は政策期待などで反発、ほぼ全面高

【ブラジル】ボベスパ指数 48073.60 +0.70%
先週末7日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比335.51ポイント高(+0.70%)の48073.60で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは52、値下がり20、変わらず1と買いが優勢。公益やヘルスケアを除くすべてのセクターが上昇し、中でも通信や消費者サービスに買いが集中した。

中盤から弱含みの展開を示したが、終盤に再び買い戻された。インフレ鈍化が好感され、不動産や小売りなど内需関連に買いが集中。ブラジル地理統計資料院(IBGE)は7日、1月の拡大消費者物価指数(IPCA)が前年同月比5.59%上昇し、前月の5.91%から鈍化したと発表した。市場予想は5.65%だった。また、開発商工省のフェルナンド・ピメンテル大臣はこのほど、ブラジルのインフレ率がコントロールできる範囲内にあるとも発言していた。

【ロシア】MICEX指数 1478.48 +0.80%
7日のロシア市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比11.78ポイント(+0.80%)高の1478.48で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは36、値下がり14と買いが優勢。MICEX指数はこの日、終値ベースで1月24日以来の高値を更新した。

狭いレンジでもみ合った後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。ソチ冬季五輪の開催に伴う航空や通信などの需要期待に加え、投資家の心理改善がサポート材料。また、通貨ルーブルが対米ドルで上昇したことも国内からの外資引き揚げ懸念を緩和させた。

【インド】SENSEX指数 20376.56 +0.32%
7日のインドSENSEX指数は4日続伸。寄り付きから堅調な値動き。前日の欧米やこの日のアジアなど、海外株高を好感する買いが優勢になった。新興国通貨が落ち着きを取り戻しつつあり、投資家のリスク回避姿勢もじわりと緩和。とはいえ、日本時間7日夜には1月の米雇用統計の発表が控えていたとあり、内容を確認したいとの思惑で積極的に持ち高を傾ける動きは限定的になった。指数構成銘柄では幅広く買いが広がったものの、上昇ペースは控えめだった。

【中国本土】上海総合指数 2044.50 +0.56%
7日の上海総合指数は反発。旧正月明けで1週間ぶりの取引再開となったが、連休中の海外株安や軟調な経済指標を受け、前半は売りが先行。不動産販売の低調が伝わったことも嫌気された。ただ、指数の下値は限定的で、後場にはプラス圏に切り返す展開に。2月には新規株式公開(IPO)のペースが一段落するとの観測を受け、需給懸念が緩和されたほか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の日程確定に伴って政策期待も高まった。《FA》

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