今日の為替市場ポイント:米1月雇用統計待ちに

2014年2月7日 07:58

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記事提供元:フィスコ


*07:58JST 今日の為替市場ポイント:米1月雇用統計待ちに

昨日6日のドル・円相場は、東京市場では101円33銭から101円66銭で推移。欧米市場では102円17銭まで上昇し、102円13銭で取引を終えた。

本日7日のドル・円は102円前後で推移か。日本時間22時30分に発表される米1月雇用統計の発表を待つ状況となる。失業率は12月の6.7%を下回る可能性があるが、非農業部門雇用者数が市場予想の+18万人程度であれば、失業率が横ばいでもドル買いがやや優勢となりそうだ。

欧州中央銀行(ECB)は6日の定例理事会で金融政策の現状維持を決めた。ECBのドラギ総裁は記者会見で、「ユーロ圏は、デフレに陥っていない」との見解を表明した。また、「不胎化停止を含むあらゆる措置を検討し、どの措置が適当かは状況次第」と述べたが、具体的な措置について言及しなかった。

景気については、「景気の回復には心強い兆候がみられる」と話しており、ユーロ圏経済が改善しつつあることを示唆した。市場関係者が注目している物価動向については、「物価動向の上振れリスクと下振れリスクは依然限られている」と指摘し、インフレ鈍化に対する懸念は表明されなかった。

ECBによる追加緩和を期待していた投資家の多くはドラギ総裁の会見内容が伝えられるとユーロ買いに動いた。ECBがゼロ金利政策を導入することは予想されていないが、何らかの追加緩和策を近く導入するとの期待はあった。

ただし、ECBによる追加緩和策導入の可能性が消え去っていないとの見方は少なくない。一部の市場関係者は米国が量的緩和策の縮小を進めている間は、日本や欧州は金融緩和を強化すると予想している。ECBと日銀が今年前半に追加緩和を実施する可能性は残されているように思える。《KO》

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