米株式:下落、債券購入大規模  

2014年2月6日 00:29

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記事提供元:フィスコ


*00:29JST 米株式:下落、債券購入大規模  

米株式市場

2013年は世界主要中銀による流動性注入を受けて国内株式やドイツDAXなどが大幅上昇したなか、DAX、SP500、ナスダック、ラッセル2000、ダウ30(以上全て現物)が50日移動平均線を下回っている。SP500先物で見ると大幅下落した1月24日以降の27日からダイアモンドを形成しており、2月3日の下落でこのパターンはブレークダウンしている。サポートは1727、1704付近。現物で見れば1731がサポートでこれを割れば200日移動平均線1709など更なる下落を望むことになる。5日の債券購入は午前と午後の2回におき行われる。著名なトム・デマーク氏は本日CNBC上において今週更に下落すればSPXは1100まで下落することができるとの見方を示している

連銀関連では、「適当な水準の縮小を変えるにはハードル高い」(シカゴ連銀エヴァンス総裁)、「縮小停止へのハードルは非常に高くあるべき」(リッチモンド連銀ラッカー総裁)とハト&タカも縮小は現状水準のペースで続く可能性が高いことを示唆している。本日午後に経済に関して講演を行うフィラデルフィア連銀プロッサー総裁とアトランタ連銀ロックハート総裁は両氏共に連銀ではまれなタカ。プロッサー氏は投票権を有する。

マクロ経済では、週末に雇用統計が発表される中、ISM製造業の雇用は52.3となり、50に近づいている(前月は55.8)。ADP雇用統計も17.5万人に留まった一方で、非製造業の雇用は56.4と55.6から改善。非農業部門雇用者数の現在の市場予想は18.2万人増加。ドイツ銀行のエコノミスト、ラヴォーニャ氏はADP雇用統計後に非農業部門雇用者数予想を20万から17.5万増加に引き下げている。

フィッチは債務上限に関して再度AAA引き下げを示唆している。一方で、ムーディーズはレーティングへの影響はないだろう、としている。

なお、上院は低所得者への支援を削減する案(今後10年間で86億ドル)を通している。先週、ウォルマート(WMT)が低所得者者向けの政策変更と気候を言い訳にし業績見通しを下方修正していた。

S&P 500は16.50安の1738.70前後で推移、ナスダック総合指数59.00ポイント安の3972.52ポイント、ダウ平均株価は98.41ドル安の15346.83ドル前後で推移(日本時間24時20分時点)。《KG》

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