1月31日の米国市場ダイジェスト:ダウは149ドル安、新興国通貨不安や企業決算を嫌気

2014年2月1日 09:38

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:38JST 1月31日の米国市場ダイジェスト:ダウは149ドル安、新興国通貨不安や企業決算を嫌気

■NY株式:ダウは149ドル安、新興国通貨不安や企業決算を嫌気

NYダウ       ナスダック
終値 :15698.85  終値 :4103.88
前日比:-149.76   前日比:-19.25
始値 :15847.19  始値 :4068.63
高値 :15847.19  高値 :4124.92
安値 :15617.55  安値 :4067.61

1月31日の米国株式相場は下落。ダウ平均は149.76ドル安の15698.85、ナスダックは19.25ポイント安の4103.88で取引を終了した。新興国通貨の不安定な状況が続いているほか、冴えない主要企業決算が散見されたことから、終日軟調推移となった。セクター別では、消費者・サービスや公益事業が上昇する一方、小売や自動車・自動車部品が下落した。

オンライン小売のアマゾン(AMZN)は決算が予想を下回り、送料優遇や動画配信を楽しめる会員サービス、アマゾン・プライムの値上げを示唆したことで急落。カード決済のマスターカード(MA)も決算が予想を下回り軟調推移となった。その一方、検索大手のグーグル(GOOG)は決算で売上高が予想を上回ったことや、株式分割案が承認されたことが好感され上昇。ファストフードのチポトレ・メキシカングリル(CMG)も好決算を発表して堅調推移となった。

中華圏が春節(旧正月)で休場となる中、新興国からの投資資金流出懸念が沈静化するかどうかが来週の焦点となりそうだ。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は102円20銭、リスク回避や米国債券利回りの低下で円高に

ドル・円は101円95銭まで下落後、102円41銭まで反発し102円20銭で引けた。フィキシング絡みの売りに加え、新興国通貨安が一部の欧州諸国にまで波及したことを懸念したリスク回避の円買いや米国債券利回りの低下に伴うドル売りが加速。

ユーロ・ドルは、1.3525ドルから1.3479ドルまで下落し1.3485ドルで引けた。ユーロ圏の利下げ観測、ロシア中銀やルーマニア中銀が自国通貨防衛のためのユーロ売り介入を実施したことが圧力となった。ユーロ・円は、138円32銭から137円51銭へ下落。ポンド・ドルは、1.6485ドルへ上昇後、1.6427ドルへ反落。ドル・スイスは、0.9033フランから0.9079フランへ上昇した。

■NY原油:反落で97.49ドル、新興国懸念や持高調整の売りなどが優勢に

NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:97.49 ↓0.74)。新興国の通貨・経済への懸念が根強く、需要の先行き不安による売りや、週末・月末の持高調整の売りなどで、通常取引前から下落しており、通常取引では寄り付近の97.23ドルが安値となった。

その後は、米寒波による留出油(暖房油やディーゼル油など)の需要増観測も根強く、徐々に買いが優勢になり、終盤辺りに前日終値(98.23ドル)を一時上抜け、高値98.39ドルまで上昇した。

しかし、追加緩和観測が浮上しているユーロなどに対してドル高になっていることや、2月1日(土)発表予定の中国・1月製造業PMI(国家統計局)の低下予想への警戒などを材料に、売りが優勢となり、再び98ドルを割り込んだ。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  16.75ドル -0.18ドル(-1.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 29.51ドル -0.47ドル(-1.57%)
ゴールドマン・サックス(GS)164.12ドル -1.72ドル(-1.04%)
インテル(INTC)    24.54ドル -0.20ドル(-0.81%)
アップル(AAPL)      500.60ドル +0.82ドル(+0.16%)
グーグル(GOOG)      1180.97ドル +45.58ドル(+4.01%)
フェイスブック(FB) 62.57ドル +1.49ドル(+2.44%)
キャタピラー(CAT)     93.91ドル +0.71ドル(+0.76%)
アルコア(AA)       11.51ドル -0.44ドル(-3.68%)
ウォルマート(WMT)     74.68ドル -0.07ドル(-0.09%)《KO》

関連記事