今日の為替市場ポイント:米12月耐久財新規受注は大幅減に

2014年1月29日 08:38

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:38JST 今日の為替市場ポイント:米12月耐久財新規受注は大幅減に

昨日28日のドル・円相場は、東京市場では102円53銭から102円79銭で推移。欧米市場では一時103円25銭まで上昇し、102円96銭で取引を終えた。

本日29日のドル・円は103円台で推移か。米量的緩和策の縮小継続が予想されていることから、ドル・円は103円付近で下げ渋る見込み。日経平均株価の反発が期待されていることはドルに対する支援材料となる。

米商務省が昨日28日に発表した12月の耐久財新規受注は、前月比-4.3%(市場予想は+1.8%)の大幅減となった。輸送機器、コンピュータ・電子機器、資本財の需要が減少した。また、航空機を除く非国防資本財の新規受注は前月比-1.3%で市場予想の+0.3%を下回った。

12月の耐久財や非国防資本財の受注が予想に反して減少したことから、米国の製造業活動に何らかの変化が生じている可能性があるとみられている。国内総生産(GDP)の数字に関係のある航空機を除く非国防資本財の出荷は-0.2%で10-12月期の経済成長率は多少抑制される可能性がある。

明日30日に発表される10-12月期の米GDP速報値は前期比年率+3.2%と予想されているが、実際の数字はこの予想をやや下回るかもしれない。それでも3%レベルの経済成長となる可能性は十分あることから、米国株は堅調に推移し、米長期金利は下げ渋ることが予想される。ドルについては、量的緩和策の縮小継続が決まった場合はドル高に振れる可能性が高い。《KO》

関連記事