27日の中国本土市場概況:反落、外部環境悪化でリスク回避ムードに

2014年1月27日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 27日の中国本土市場概況:反落、外部環境悪化でリスク回避ムードに

27日の中国本土市場は反落。上海総合指数は前日比21.09ポイント安(-1.03%)の2033.30、深セン成分指数は同102.60ポイント安(-1.31%)の7752.54で取引を終えた。後半に買い戻される場面もあったが、その後は下げ幅を再び拡大させた。

新興国通貨の急落や東京市場の大幅続落など外部環境の悪化が警戒され、終盤に入ってからリスク回避ムードが再び高まった。中国国内では、今週中にロックアップが解除される株式の時価総額が計391億700万元(約6648億円)になるとの報告が需給懸念を強めた。また、中国証券監督管理委員会(証監会)トップが交替されるとの観測や、今週31日から大型旧正月連休に入るため、様子見ムードも強い。

一方、指数は後半に前日の終値に接近する動きがみられた。潤沢な外貨準備高などを受けて人民元が新興国通貨の急落旋風に巻き込まれないとの見方が、投資家の不安心理を後退させた。また、中国人民銀行(中央銀行)が明日28日に買いオペを継続するとの観測も流動性不足懸念を弱めた。さらに、1月のHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI)の低下について、季節要因だとの見方が引き続き支援材料となった。

セクター別では、金融や不動産関連が安い。不動産税(固定資産税に相当)の徴収拡大観測が圧迫材料となった。全国の不動産データを管理する「不動産登記局」を国土資源部に所属させるとの政府方針が登記作業の加速観測を強めた。一方、旅行やアルコールなど連休特需銘柄が逆行高となった。《KO》

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