買取王国 既存店舗のオペレーション改革や商品政策転換の効果発現に期待

2014年1月20日 08:51

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記事提供元:フィスコ


*08:52JST 買取王国---既存店舗のオペレーション改革や商品政策転換の効果発現に期待

古着、雑貨等のリユース業を手掛ける買取王国<3181>は昨年12月30日に、第3四半期累計(2013年3-11月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減の38.38億円、営業利益が同41.4%減の1.65億円、経常利益が同39.9%減の1.72億円、純利益が同36.2%減の0.99億円となった。

第3四半期において、新規店舗として関西圏3店舗目となる買取王国高槻店を8月に、関東圏初となる買取王国相模原古淵店を11月にそれぞれオープンした。既存店舗では、主に主力商材であるファッション低単価商品の販売が想定を下回ったほか、着手している店舗オペレーションの改革や商品政策の転換効果の発現が遅れたことが売上高、利益面ともに影響した。

足元では既存店売上高が10ヵ月連続で前年実績割れとなっているが、同社ではその背景を(1)衣料品在庫の点数過多、(2)現場力・基本機能の低下の2点と認識している。とりわけ、超低単価コーナー(480円未満)の設置に伴い、同価格帯の在庫点数が急増するなど、行き過ぎた低単価戦略の弊害が表面化する状況となっている。これに対応するため、在庫点数の上限管理を開始したほか、超低単価~低単価の買取訴求を強化するなどの施策を採る方針。

また、「個店経営」と「考える人づくり」を継続するため、基本機能回復と初期教育スピードの向上を図るための教科書として「マジグラム」の作成に現場主導で着手した。今後は、これらの店舗オペレーションの改革効果、商品政策の転換効果による業績改善が期待される。

なお、通期業績予想は、売上高が前期比2.1%減の52.88億円、営業利益が同49.4%減の2.43億円、経常利益が同46.5%減の2.50億円、純利益が同46.6%減の1.43億円としている。

同社は、総合リユース小売業として「買取王国」「マイシュウサガール」を東海三県(愛知県、岐阜県、三重県)を中心に展開している。主力の買取王国では、20~30歳代の男女を中心に、ゾーンやコーナーごとに様々な顧客ターゲットを設定しており、趣味性やコレクション性の高い商品の品揃えに特徴がある。《FA》

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