クリスヴァンアッシュ 2014-15年秋冬コレクション - かっちりをスポーティに

2014年1月18日 17:40

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記事提供元:ファッションプレス

クリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)は2014年1月17日(金)、2014年秋冬コレクションをフランス・パリで発表した。


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ジャケットは極端に短いものとやや長めのもののふたつ。短いほうはダブルレストの6つボタンには珍しい、スペンサー丈に近い短さで、ダックスフンド的な寸詰まりの可愛らしい雰囲気がある。おそらくセットアップの2タックパンツを綺麗に見せるために計算された長さなのだろう。パンツは2タックとノータックのゆったりしたシルエット、細身の8部丈の3種類。前者の裾処理は切りっぱなしで、2クッションの長めの丈で仕上げている。


クリスにしては珍しいピークドラペルのかっちりしたダブルブレストのチェスターコートやジャケットには、千鳥格子を拡大して流れ星のように見せた大小のワッペンを貼り付けている。たったこれだけのことだが、チェスターコートがスタジャン的な雰囲気になるから面白い。スポーツの要素をモードに落とし込むのが上手いクリスならではの表現と言える。


また、着こなしのアクセントになっているのが、タンクトップをそのままベストにしたような胸元が大きく開いたシンプルなジレ。ジャケットのインナーとしてはもちろん、時にはジャケットの上に合わせている。色はネイビー、ブラック、ワインレッド、ライトブルー、ベージュが中心。ニットを転写プリントしたようなヘリンボーン柄と万華鏡のようなマルチカラーの柄を、無地の中に効果的にサンドイッチしている。独特のシルエットバランスとちょっとした遊び心が光るクリスらしいコレクションだ。


Text by Kaijiro Masuda(FASHION JOURNALIST)


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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